定型発達の子でも塾とか、家庭教師とか考える方が多いですよね。
いや、「定型発達の子でも」と言うより、「定型発達だからこそ」もあるかも!
うちの場合は「少しでも普通級に近づきたい!」と言う気持ちで、塾通いを考えたことがあります。
塾に通えば
- 集中力が身に付くのでは?
- 学習に付いていけるようになるのでは?
- 言語面でも何かしらの成長があるのでは?
なんて、塾に対して大きな期待を抱いていました。
そこで、去年の夏(ひい幼稚園年長)に4日間だけ、夏期講習に通ったことがありました。
少し前にその塾から夏期講習のパンフレットが届いて、実は昨日確認したばかり・・・
発達障害の子専門の塾に通った感想は?
2万円近くかけたのに、電車を使って1時間かけて通ったのに収穫なし・・・
実は、ひいが通っていた塾は、発達障害の子専門の塾なんですよ。
児童発達支援や放課後デイサービスも、運営しているところなので安心していました。
何よりマンツーマン授業で、その子に合った指導をしてくれるし。
でも、塾に来るとなぜか、自宅でも幼稚園でもほとんど見ない障害特性が。。。
- 15分以上先生の話を聞けたことがない
- すぐに先生のメガネをつかみだす
- 学習内容はもちろん頭に入っていない
こんな感じで大失敗に終わりました。
「このまま小学校に入学すると大変ですよ。
学習の前段階の部分(授業をちゃんと聞くこと)が、ちゃんとできてませんよね。
ABA(応用行動分析学)を取り入れた施設で、学ばれた方が良いかと思いますよ。」
先生からはこんな言葉が・・・
マンツーマンが合わない子供
塾で色々な問題行動が出て憂鬱さが残ったまま、ひいは幼稚園の2学期スタート。
私は不安で何度か幼稚園に、「最近ひい暴れていませんか?」と確認の電話をしました。
先生の答えは「学習の時間は、ちゃんと椅子に座って頑張っていますよ。」。
当時通っていた児童発達支援の施設でも、幼稚園の先生と同じような答えでした。
なぜ塾で問題行動が現れたのか、
- ひい自身が塾を学習の場として認識していない
- 他のお友達がいなくて授業に集中する見本がない
- 授業が面白くない(ひいの本音は自分が主役になりたい)
などが思い当たります。
マンツーマンだと見本となる他のお友達がいなくて、すぐに問題行動が出てしまって・・・
でも、今は学校で特に何の問題もなく、楽しんで通っていますよ。
自閉症では珍しいようですが、ひいは実は集団生活が好きなんです。
塾に通っても何の収穫もなかったですが、今回はそれに気づけただけでも良しとしましょう!!
自分が教えた方が早いんじゃない??
そう思い始めたのは、幼稚園の冬休みになってから・・・
11月の就学前健診もあって、当時は気分もかなり落ち込んでいました。
- マンツーマンではお友達いなくてダメ!
- 集団授業は内容面で付いていけない可能性大!
そうなると消去法で残るは、「自分がコツをつかんで教える」しかないですよね。
基本~応用まで一気にカバーできるプリントとして、七田式プリントをAから始めて今はBの半分が終了。
七田式プリントって変化が多いから、長期的な学習がしやすいです。
苦手分野は無料プリントを使っているけど、柱の部分は七田式プリントで鍛えてますよ。
金銭的には無料プリントを柱にしたいけど、なぜか無料プリントは長続きしなくて。
既にCも購入済みなので、ひいが早くCに入りたがって突き進んでいますよ。
現実問題お金はかかるけど、私も新しいプリントはテンション上がるので良しとしましょう!!
問題が読めないひいに合わせて、分かりやすい言い回しを考えるのに苦戦・・・