人工呼吸器を付けた「医療的ケア児」も、学ぶ権利が保障されているはず!
もちろん地元の小学校の通常学級に、正式入学する権利も保証されるべき。
自分も障害児2人を育児中で、似たような境遇にあるからでしょうか。
「保護者の希望を叶えて欲しい!」と期待しちゃうんですよね。
けど・・・記事には厳しいコメントがたくさん・・・
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障害児の親として思うこと
Yahoo!JAPANのニュースのコメント内容を見てみると、
- ご本人の意思はどうなんだろう?親のエゴでは?
- 手厚い学校もあるのに、なぜ特別支援学校に行かない?
- 公立の学校では難しいと思う。支援学校が適切では?
厳しい意見が多く見られます。
コレってこの親子の気持ちをよく分かっていて、コメントしているのでしょうか?
保護者さんがお子さんを支援学校に通わせるとしたら、どんな問題があるか?
(例えば、学校に遠方だと送迎や費用面が大変だとか・・・他にもあるかも。)
お子さんが支援学校に通うとしたら、お子さんにとっての問題は何か?
(例えば、完全に近所の子との交流がなく寂しいとか・・・他にもあるかも。)
支援学校に通って、将来的に降りかかる問題は?
(現時点では想像できません・・・)
障害児と健常児の両方を育児して・・・私が思うことは・・・
障害児の育児と健常児の育児、親子が抱えている問題は全然違います。
障害児の育児と一言で言っても、障害レベルや症状なども全然違いますし・・・
親子でどれだけ努力しているか?これも人それぞれですよね。
私の勝手な意見ですみませんが・・・
記事に登場した方、親子で並大抵ならぬ努力をされていると思いますよ。
厳しいコメントをする人は、色々な状況をよくイメージした上でコメントしているのでしょうか?
障害児を多数見てきた専門家の方でも、どこまで人の気持ちに寄り添えているか?
専門家は親とはまた立場が違うと思います。
どんな専門家の意見でも、やはり正解はあり得えません。
そういう私も・・・
子供の障害状況が違うし、この保護者の状況が完全に分かっている訳ではありません。
ただ、障害のある我が子を・・・と言うよりも・・・
障害があるからこそでしょうか。
スタンダードな場で学ばせたい気持ちは、同じだと思います。
本人が選べないからこそ、親としてきっかけを作ってあげることも大切では?
通常学級に行けば、近所の子供同士、親同士の交流の機会は本当に多いです。
地域の支援級と通常学級の違いだけでも、この違いはかなり大きいと思います。
(姉ひいが支援級、兄かっちが通常学級です。どちらも自閉症・知的障害あり)
他のお子さんと分けられない安心感も、支援級や支援学級にはない良さだと思います。
色々な選択肢があって良いと思う!!
- 教育委員会の判定に従う
- 支援の手厚い環境を選ぶ
- 近所の子と一緒に学べる環境を選ぶ
- 通常学級で頑張ってみたけど支援級に変わりたい
- 支援級に行ったけど通常学級で色々な子と一緒に学びたい
確かに支援学校や支援級も、教員側が最大限に整えた環境だとは思います。
通常学級で同じような支援体制を整えるのも、難しいでしょうし・・・
それでも、この難しい体制作りを実現した通常学級もあります。
「前例がないから無理。」ではなく、実際にやってみないことには分かりません。
何もしないうちから、「無理。」と言われても・・・納得が行かないよね。
例えアドベンチャーな選択でも、やってみれば納得が行きます。
その中で親子にとっても支援者にとっても、大きなメリットがあるかもしれませんし。
やっぱり親子の希望に合わせて、環境作りをしてくれると嬉しいよね。
記事の保護者さん、お子さんにとって最善の環境で学校生活を送れますように。
うちも姉ひいの通常学級希望が通りますように・・・
神様に願いするとしたら、「学業成就」であってますか??
今度の面談前に、神社にお詣りに行ってこようと思います(^^;)