就学相談を受けると審議にかけられて、就学先の判定が出ます。
法的には「教育委員会の判定=絶対」ではありません。
結果通知の内容に不服がある場合は、申し立ても可能です!!
我が家の場合は、
- 小学3年生ひい(中等度知的障害)⇒支援級
- 小学1年生かっち(軽度知的障害)⇒通常学級
- 幼稚園年長ことし(診断なし)⇒就学相談・教育相談を受けていない
と言う感じで希望を通しました。
姉ひいの時は支援学校の見学を勧められて、はっきりお断りして支援級。
兄かっちの時は支援級判定に不服申し立てで、通常学級希望を通しました。
5歳児ことしに関しては、通常学級希望と決めているので、
- 就学相談を受けない
- 就学時健診後の教育相談も受けない
- 通常学級で結果通知を貰ってから考える
と言う方針を取っています。
(※支援級や支援学校希望だと就学相談は必要みたいです。)
就学時健診の結果を受け取る時に、「少しマイペース」とは伝えました。
「入学までまだ期間がありますし、何かありましたら連絡させて頂きますね。」
こんな感じです(^^;)
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就学の不安は法的にも解決できる?
全てのお子さんに、地域の子とともに学ぶ権利が保障されています。
法律的に認められている権利です。
どこに書いてあるかと言うと・・・
障害者の権利に関する条約第24条
障害者基本法第16条
障害児が通常学級NGなら、締約国になるなよ~!
障害者基本法に都合のいいこと書くなよ~!!
私はそう思います。
こういう記載がなければ、おしとやかにしてますのに。
就学に関する不安は、弁護士会でも対応してくれるようですね(^^)
確かに法的に戦えば、高確率で勝てます。
「受け入れ態勢ができていない。」
「こんな特性があるから、支援級・支援学級判定です。」
学校側にどんなことを言われても、法的に勝てる可能性は高いです。
ただ・・・現実的にどうかと言うと・・・
法律でどうにかなる問題じゃなかったりする部分も多いです。
支援って子供の状況や親の希望内容によっても、大変さが違います。
あと「就学のことで弁護士に相談した。」敏感な我が子は苦々しい表情になるかな。
4月から楽しくランドセル背負わせたいので、私はできる範囲で頑張るだけです。
知的障害児を通常学級に入れる時に大事なことは?
- 親が子供の状況を細かく把握すること
- 親や子供のできる範囲でのレベル上げ
- あらゆる可能性を想定して親子で手を打つこと
- 何かあった時に迅速に対応する親の責任感
まだ色々あると思うのですが、コレはめちゃくちゃ大事だと思っています。
私ができているかどうかはともかく、やっぱり心掛けたいですね。
知的障害児を通常学級に入れることは、ゴールではなくスタート。
もし我が子がトラブルを起こして、学級運営が上手くいかなくなったら?
我が子の対応に追われて、全体指導が疎かになってしまったら?
誰にとってもいいことは、一つもありません。
こればかりは法律でどうにかなるものではなく、親子の気持ちだと思います。
過去の悩みが解決しても、悩み復活や新しい悩み発生もよくあることですし。
これからもあらゆる方向からのサポートを頑張りたいな。
以上、交流を増やした姉ひい、通常学級の兄かっちから学んだことです。