知的障害から自立&高校受験を目指す☆☆

自閉症児2人+定型児1人の育児中!まだ小学生ですが、高校受験を視野に入れているので。それぞれ趣味を楽しみながら、日々色んな取り組みをしています♪

自閉症児ひい:4歳に習い始めたピアノの話・・・

f:id:hutsukyuniikuzo:20201101221439j:plain

会話が全くできなかった4歳に始めたピアノ・・・

 

実は、自閉症児ひいが初めてピアノを習ったのが、幼稚園年少の2学期で、4歳になったばかりの時。

 

当時のひいの発達状態はと言うと、

 

  • 言える言葉が10個あるかどうか(動物の名前は一つも言えませんでした)
  • 簡単な指示さえもほとんど通らない
  • まだお箸が使えない(エジソン箸も使えない)
  • 着替えがほとんどできない
  • トイトレがほとんど上手く行かない
  • 多動性が強く落ち着きがない(自宅から脱走することも!)

 

と言う感じでした・・・

 

ただ、幼稚園の先生のピアノの真似事をよくしていたので、ピアノを始めることにしたんです。

 

家庭教師の先生に自宅に来てもらって習っていたのが、年少の2学期~年中の1学期まででした。

 

年中の1学期に小学校の就学相談を受けてから、焦りを感じて自立面のトレーニングに専念することに・・・暫くブランクが・・・

 

指が5本使えるようになったのは年長の時!

f:id:hutsukyuniikuzo:20201101223249j:plain

きらきら星が弾けたのが年長の2学期!!

 

幼稚園で鍵盤ハーモニカで「きらきら星」ができるようになって、ピアノでもできるように・・・

 

実は、ひいは年長になっても会話もできない状況・・・それでも弾けるんだと驚きました。(偏見的ですみません)

 

ちなみに、ひいが練習に使っているピアノは、KORGのお手頃品の電子ピアノです。

 

ピアノの先生が言っていたおススメ品より、鍵盤の数が若干多くて安かったので、迷わず購入しちゃいました。

 

 せっかく買ったピアノで、私はちょっと抵抗があったのですが、カンニングシールも有効活用しています。

 

幼稚園(小学校)で使う鍵盤ハーモニカにも、先生に許可を貰ってド・レ・ミのシールを貼りました。

 

障害特性に合わせた指導方法はコレ!!

おんぷのおえかきワークブック 1 (えかきうたつき)
 

 ピアノの先生が選んでくれたこの本をヒントに、練習を進めています。

 

  1. 低いド~高いドまでを色や目印で表す(「ひい語」を決める)
  2. 使う楽譜を全て「ひい語」に翻訳する(場合によっては拡大コピー)
  3. 5本指の使い方を根気強く教える(簡単な曲にチャレンジ)

※「ひい語」と言うのは、自閉症児ひいに分かる言葉のことです。

 

遠藤蓉子さんの本でやった音符を使った絵描き歌、音符の色塗りが物凄く役に立っています。

 

普通の楽譜だと音の解読に苦労していますが、音符の●の部分が2㎝くらいになるように拡大コピーするとド~ソまで読めます(^^)

 

ただ・・・「楽譜を見ながら演奏」と言うのも無理で、簡単な曲さえもクリアするために楽譜を覚える必要ありで、大変な道のりです。

 

曲に関しては、遠藤蓉子さんのこの本を使っています。

 

身近な曲も簡単な楽譜になっているので、ひい的には取り組みやすい感じです。

 

もちろん、上手くなるとかプロになるとかは、ほとんど期待していません。

 

教室に習いに行くのは難しく、私が勉強して教えるスタンスなので、「ちょっとできればイイや!」くらい低めの目標です。

 

ひとまず小学校の音楽の授業に付いていけるレベルを、目指しています。

 

スポンサーリンク

 

にほんブログ村 子育てブログ 二人以上障がい児育児へ
にほんブログ村

スポンサーリンク