小学校の予定表を見たら、今月末の予定に「就学前健診」と書かれていました。
そう言えば、去年の今頃はひいと学校見学や就学前健診をしながら、真剣に就学先を考えていました。
自閉症で発達面の心配な我が子を普通級に就学させるか、特別支援学級に就学させるか??
もちろん、遠方の学校を視野に入れるなら、特別支援学校と言う選択肢もあります。
但し、うちの場合は、
- 万一子供に何かあった場合、近くの学校の方が対応しやすい
- 定型発達のお子さんと交流できる機会を増やしたい
- 特別支援教育に熱心な学校の近くに引っ越した(幼稚園入園前)
と言う理由で、普通級と特別支援学級の2つを選択肢にしました。
就学先を選ぶポイントは、主に
- お子さんの能力(コミュニケーション能力や自立力など)や希望
- ご家族のサポート力(学校以外の場でどれだけお子さんをサポートできるか?)
- 学校側の指導力やサポート力(こればかりは引っ越ししなければ運です!!)
ではないでしょうか。
私の場合は学校見学をして、「特別支援学級に在籍しながら、様子を見ながら交流クラスに参加」と言うことで希望を出しました。
この希望が通ったからこそ、ひいは近所の小学校の特別支援学級に在籍しています。

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就学前健診が済んで暫くしてから使い始めたフラッシュカード、未だに宿題や家庭学習の前に取り組んでいます。
学校見学でも感じたことですが、うちの近所の学校は特別支援教育に物凄く熱心!!
- 普通級や他の特別支援学級との交流も多い
- 子供の自立心や学習力を引き出すサポートがやっぱりプロ!!
- サヤエンドウとかプチトマトとか野菜を育てている
- まだ1年生ですがパソコンの授業もある
- まだ1年生ですが遊び感覚で英語を勉強している
本当に色々な取り組みをして下さる学級ですよね。
在籍しているお子さんの得意・不得意に合わせた授業内容なので、普通級ではやらない内容も多いです。
つまり、特別支援学級では不得意ばかりを学ぶ訳ではなく、得意なことはもっと得意にできるようにもサポートしてくれます。
これは人数の多い普通級では、なかなか実現しがたい大きなメリットですよ。
また、うちの場合は自宅でしている自立学習や勉強に関する内容を、ファイルにして先生に渡しています。
- 自立面で失敗したこと(具体的につまづく部分、現時点で実践している対処法)
- 勉強している分野(細かい解き方、サポート方法など)
自閉症の子の場合、言い回しをちょっと変えるだけで、理解できる言葉になることってありませんか??
こういう言葉も集団生活の中で、色々な言葉に繋げていくチャンスだと思っているので、一応ファイルにまとめて報告しています。
4人クラスで大変な中、先生も柔軟に対応して下さっています。
特別支援学級が最高に素晴らしい環境だと、子供はもちろん親としてもかなりモチベーションがアップします。
幼稚園年長のお子さんを持つパパさん、ママさんは今はきっと大変な時期でしょう。
と言うか・・・私はめちゃめちゃ大変でした(^^;)
見学に行った時のお子さんの表情、お子さんの持っている可能性と学校・学級との相性を見ながら、ベストな就学先が選択できるといいですね。
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