文部科学省のサイトだけでは少し分かりにくいかも知れませんが、「特別支援教育就学奨励費」の話です。
特別支援教育就学奨励費は、障害を持つお子さんの保護者が対象で、教育のための経済的負担を軽減するための補助金です。
具体的にどんな保護者の方が対象者かと言うと、お子さんが
- 特別支援学校
- 小中学校の特別支援学校
などに在籍している方です。
お子さんが通常学校に在籍している場合でも、「学校教育法施行令第22条の3に記載されている障害程度」である場合も対象となります。
学校教育法施行令第22条の3によると、もし療育手帳B判定のひいが普通学級になったら特別支援教育就学奨励費の対象者ではなくなっちゃいますね。
また、下記のような場合も、対象から外れてしまいます。
細かいルールは自治体によって違うみたいなので、気になる方は学校や役所の担当者さんに聞いてみましょう。
ちなみに、私の住んでいる自治体では、「特別支援教育就学奨励費の対象者になるのでは?」と思われる子には、学校で書類が配られます。
どのくらいの補助金が受け取れるのかは、収入によって違っていて、うちの場合は購入費の半額支給になっています。
今回が初めての申請ですが、9月初旬に書類をもらって、
- 入学に備えて準備した学用品⇒9月末に締め切り
- その他の学用品⇒2月に締め切り
となっていました。
対象となる品目は、私が住んでいる自治体の小学生の場合は、
- 通学用品:ランドセル、ランドセルカバー、通学用靴、傘、長靴、レインコート、反射材、防犯ブザーなど
- 学用品:筆記用具、体操服、上履き、上履き入れ、水筒、給食用ナプキン、配膳用マスク、弁当箱、スクール水着、プール用バスタオル、絵具セット、習字セット、裁縫道具、算数セット、鍵盤ハーモニカ、リコーダーなど
- 学校徴収費:学校側で請求のある教材費
と言うふうに、色んな品目があります(対象品目は他にもあります!!)。
特別支援教育就学奨励費の申請をされる方は、1つ1つの品名・金額が分かるように、領収書やレシートを残すのを忘れないようにしましょうね(^^)
節約したお金の使い道は??
私が障害児の育児中に受け取れる費用は、特別支援教育就学奨励費の他に特別児童扶養手当(B判定のひいとかっちは月34,970円ずつ)があります。
色々迷った末、
- 幼稚園時代⇒電子ピアノ購入、ピアノのレッスン費用(家庭教師)、DVD教材
- 小学生⇒自宅学習用の教材費、好きな活動を見つけるための費用
などに使っています。
たぶん、今までの教育関係で使った費用合計(幼稚園や小学校でかかる費用は別として)は、150万円くらいになるかと思います。
せっかく頂いた費用も、本当は「将来に備えて全部貯金」と言いたいところですが、
- 一人で生活できる自立力を目指したい
- 学ぶ姿勢を身に付けさせたい
- 将来的に働ける力を身に付けたい
- スキルを身に付けた上で税金をお返ししたい
と言う目標は変わりません。
ちなみに、コレは親の考えで、子供の考えではありません。
実はまだ子供に将来的な目標がないため、将来を考えるきっかけ作りをしている段階です。
大人になるまでに目標が達成できるかどうかは別として、できることが増えるともっと楽しみが増えると思います。
実際に以前よりも遥かに成長した今、ひいやかっちの楽しみが増えているのは確かです。
今後も「これなら我が子の力を伸ばせる!」と思うような
- 教材
- ノウハウ
- アイテム
などがあったら、活用していきたいと思います。
我が子にとって小学校1年生、幼稚園年中は今しかないのだから、今を大事に伸ばしてあげたいですね。