重度自閉症(重度知的障害あり)で会話や表情も全くなく、呼吸だけだった状態からのスタートだった長女ひい。
幼稚園年中の療育手帳で中等度に変われたのですが、重度に近いギリギリの中等度でした。
「細やかな指示があれば、身の回りのことができるか?」
これをクリアできたので、中等度の判定を勝ち取ることができました。
ただ、幼稚園年長の就学時健診を迎えても、ほとんど会話ができない状態。
実は就学時健診の時は、「犬」「猫」と言う言葉も通じないレベルだったんですね。
こんなひいの語彙力が急速に増え始めたのが、小学校に入学する少し前くらい。
さらに、小学校生活の1年数ヶ月で、会話力や文字力、読解力も伸びて少しずつできることが増えてきました。
もっとも新しい療育手帳の判定が、小学1年生の中等度自閉症で比較的軽度に近くなりました。
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今の国語力はどのくらい??
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ひいの今の国語力はどのくらいなのか、気になってチェックしてみました。
- 語彙力:身近なものの名前は大体言える
- 文字を書く力:ひらがな・カタカナ・学校で習った漢字が完ぺきに書ける
- 漢字を読む力:学校で習った漢字の訓読みは完ぺき、音読みが30%クリア
- 読解力:1年生の教科書ドリルで50%クリア
「犬」「猫」と言う言葉も通じないレベルから、1年数ヶ月でこれだけの力を付けたことが分かりました。
ちなみに、幼稚園年長の段階では専門の方に、「文字を書けるようになるのが、小学校4年生くらいになりそう。」と言われていました。
この言葉が悔しくて、
- 語彙力をつけるためにフラッシュカード
- ひらがな・カタカナ・漢字のフラッシュカード
- ひらがな・カタカナ・漢字のなぞり書き
- 教科書の音読
- 問題文に答える
などをひたすらやってきました。
幼稚園の時は文字を書くことにこだわりすぎて、子供の能力を上手く引き出せずにいました。
確かに、言葉の意味が分からない状態で、文字を書かせようと思っても訳わかんないですよね・・・
それで始めることにしたのが、フラッシュカードを使った語彙力トレーニングでした。
語彙力に自信がついた今でも、たまにカードを見直しています。
ひらがな・カタカナ・漢字などの文字書きは、無料のプリントキッズをフル活用。
「なぞり書きしかやりたくない。」と言う時期は、「やりたいだけなぞり書きしましょう!!」なんて言う感じで乗り越えました。
教科書の音読は・・・宿題だったので、気が向いた時だけ・・・頑張りました。
読解力は「教科書ぴったりドリル」をスタートしたばかり。
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1年生の時は文章問題なんて、1問も正解できませんでした。
でも、まさかの半分正解できました!!!!
国語の自宅学習が、だいぶ「らしく」なってきました(^^)
今日の漢字学習は遊び感覚♪
1年生の漢字は読みがな無しで、2年生の漢字だけ読みがなを書いておきました。
取り組んだ後は、じっくりプリントを眺めています。
魚のイラストを見て、「何の魚?きんぎょ!」と独り言。
イラストの横に「きんぎょ」と文字を書いていました。。。
こばとさん教材は日常的に使う漢字が中心ですし、楽しく取り組めるので優先順位1位です。
ここで勉強した文字は、ひいが自主的に
- 真っ白なフラッシュカード
- お気に入りのノート
- 壁(落書きですが・・・)
などに書いたりもしています。
真っ白なフラッシュカードは、文字を適度に大きく書けるコレ↓を使っています。
☆七田式(しちだ)フラッシュカード教材☆ 白紙カード(中)☆★
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2年生の残り8ヶ月、漢字や読解力をもっと伸ばしていけるといいなぁ。
あと・・・文法もね・・・