幼稚園までは歯科検診をクリアできた子でも、小学生になると再検査になる子が多くなりますよね。
実は小学1年生のひいも、「軽い歯肉炎のため、歯医者で予防指導を受けてください。」と書かれた手紙を貰いました。
早めに歯医者さんに行きたいけど、自閉症のひいに関してあらゆる可能性を考えました。
- 落ち着いて座っていられるか
- 治療を嫌がって癇癪を起こす
- お医者さんの指示が通じにくい
基本的にどの可能性も親が近くに付いて、サポートすれば何とかなります。
但し、こういう慣れないシーンに限って、想定外の落ち着きのなさ、癇癪が見られる場合も十分にあり得ます。
歯医者さん選びがポイント!!
障害関係なく「子供を歯医者さんに通わせるのが不安!」なんて言う場合は、こういう歯医者さんを選ぶのがおススメですよ(^^)
- 小さいお子さんが多く通っている歯医者さん
- 障害者の方の治療も対応してくれる歯医者さん
お子さんの対応、障害者の方の対応に慣れている歯医者さんは、本当に安心して通えますよ。
うちの場合は自宅から近く、小さいお子さんが多く通っている「子ども歯科」を選択しました。
障害があってコミュニケーションが取りにくい点も、事前にスタッフさんに伝えておきました。
「大きな口を開けて診察⇒歯ブラシで簡単な汚れを落とす⇒フロス(糸みたいなヤツ)で細かい汚れを落とす」
ここまではフロスを少し痛がっていたくらいで、割とスムーズにクリアできました。
治療はこれからが本格的ですよね・・・
フロスが終わってからは、機械を使って歯のお掃除の予定でした。
機械音がした瞬間、ひいがフリーズ!!「嫌だ!」と言って椅子の上でバタバタ。
見た感じ、痛くなさそうな機械だったので、歯科衛生士さんが「痛くないよ。」と丁寧にひいに説明してくれたのですが、ひいはただ嫌がるばかり・・・
痛くない機械なら、ひとまず体験してもらって痛くないことを分かってもらうしか・・・
そう思って、「私、押さえてますよ!!」と、歯科衛生士さんに声をかけてみました。
時間はかかりましたし体力を使いましたが、何とか上の前歯だけでも機械でお掃除できました。
痛くないことに気づいて、急にひいの抵抗する力が抜けたのも実感できました(^^)
頑張ってひいを押さえた時に、紙エプロンを派手に破ってしまいました。
治療の選択(治療終了or予防対策の継続)
さて、「今後の治療は?」と言うと、
- 必ずしも治療が必要ではないから、これで治療を終了する
- 予防対策をしっかりしておくなら、このまま予防治療を継続する
と言う2つの選択肢があります。
「このまま治療を継続すると、お医者さんの手を煩わせてしまって、申し訳ないよぁ・・・」
そう考えて迷っていたら、お医者さんの方から嬉しい声をかけてくれました。
「虫歯になった方が大変なので、予防対策はしっかりしておいた方が安心ですよ。治療に慣れさせるのにも良い機会だと思います。」
お医者さんの言葉に安心して、予防対策のためにも治療に慣れさせるためにも、予防治療を継続してもらうことにしました。
本当に良い歯医者さんを選んで良かったと思っています。
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