無料プリントの「ぷりんときっず(↑)」は問題文がシンプルで、苦手分野の特訓によく利用しています。
今日は「いくつといくつ(数の合成・分解)」のお話ですが、通常は小学校1年生の1学期に習うのではないでしょうか。
コレって自閉症とか発達面の悩みを抱えるお子さんだけではなく、定型発達のお子さんにも苦手な子が多いのだとか・・・
ひいも1学期まではつまづいていたし、回答はほとんど暗記によるものでした。
おはじきを出して、「10は4と6に分けられるよ!!」なんてやってもダメ!!
「指で使って数える」なんて言うのも、全くダメでした。
自閉症児には優れた右脳の持ち主が多い
右脳と言えば、絵や映像を認識したり、大量の情報を記憶したり、音楽を音として処理したり・・・色々な可能性を持っているところ。
自閉症の子全員が優れた右脳の持ち主とは限らないのですが、「我が子ももしかしたら?」と思うものがあったので試してみました。
- カラフルなカードで視覚刺激
- カードを繰り返して大量記憶
- 音楽で耳からの情報力をアップ
ちなみに、この歌では「1+1=2」を、「1と1、2」なんて歌っています。
確かに「〇+〇」と言うよりも、「〇と〇」と言った方が合成・分解に繋がりやすいと思いました。
ひとまず3~4ヶ月近くはあまり理解力は当てにせず、記憶ばかりに頼った算数になっていました。
- 1~100までの数字を数えられる(100~1まで逆にも数えられる)
- ドッツで数の概念を頭に入れる
- カードに書かれた計算式を丸暗記(「いくつといくつ」も自作カードで暗記)
ぶっちゃけ・・・めんどくさいしお金がかかる勉強だと思いました。
でも、覚悟して乗り切った後は、ひい自身が「分からないことは書いて形にすること」を習得!!
- 数の合成や分解
- 足し算
- 引き算
の問題を解いています。
「ぷりんときっず」の「いくつといくつ」が、やっと難しいレベルまで解けるようになりました。
足し算や引き算が解けるようになれば、いつの間にか「いくつといくつ」もクリアしているんですね。
あとは、少しずつ文章の理解度を高めて、文章題を解けるようにするくらい。
とは言っても、文章題はかなり理解力が必要なので、まだまだ時間がかかりそうです。