知的障害から自立&高校受験を目指す☆☆

自閉症児2人+定型児1人の育児中!まだ小学生ですが、高校受験を視野に入れているので。それぞれ趣味を楽しみながら、日々色んな取り組みをしています♪

児童発達支援・放課後等デイサービスってどんなところ??

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「一言で言うと、自立力を伸ばせるところ!!」

 

なんて言いたいところですが、その良さは実は一言では表しきれません。

 

  • 児童発達支援⇒小学校に入学する前のお子さんが対象
  • 放課後等デイサービス⇒小学校~高校までのお子さんが対象

 

児童福祉法の定義によると、どちらも障害児が対象となっているんですよね。

 

でも、実際には障害児だけではなく、発達面で心配のあるお子さんも利用できます。

 

私たち親子がお世話になったのは、

 

  • ひい(中等度自閉症の小学1年生):3歳~幼稚園卒業まで
  • かっち(中等度自閉症の幼稚園年中):2歳半頃~幼稚園年少まで

 

で、月23日の範囲内で通園していました。

 

スケジュール的には、

 

  • 平日は週に4~5日⇒午後2時半~午後4時
  • 土曜・祝日⇒午前9時半~午後1時半
  • 長期休みは週に5~6日⇒午前9時半~午後1時半

 

で、ハードな通い方をしていました。

 

ちなみに、子供2人を通わせていた児童発達支援は、

 

  • 預かり型で親の付き添いは必要なし
  • 自宅~施設までの送迎付き
  • お昼の給食付き(幼稚園後に通う時はおやつ付き)
  • 土曜・祝日に遠足に行くこともある
  • 知育や工作、体操などの時間がある

 

と言うふうに、かなり充実度の高いところでした。

 

この施設の前に3ヶ月くらいは、実は母子通園の施設に通っていました。

 

私が第3子妊娠中で医師から安静の指示が出て、預かり型の施設に通わせ始めました。

 

預かり型の施設での子供の成長は??

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とにかく凄すぎる!!!!

 

幼稚園との連携で発揮する力が、さすがプロフェッショナルの先生方だなと思いました。

 

重度自閉症だったひいが、児童発達支援を利用始めた3歳頃は、

 

  • コップ飲みができない(水分でもよく蒸せるし喉を詰まらせる)
  • スプーンやフォークが全く使えない(食べ物をよく詰まらせる)
  • 着替えが全くできない
  • 靴を履いたり脱いだりできない
  • 単語が1つも話せない
  • 指示が全く通らない
  • 人の真似を全然しない
  • トイレでおしっこできたことがない

 

など、呼吸をしているだけ(?)な感じでした。

 

失礼ですみません。

 

幼稚園の入園も2ヶ所でお断りされるくらいで、本当に酷い状況でした・・・

 

ところが、児童発達支援に通い始めて、

 

  • コップと同時にストローまでクリア
  • スプーンとフォークが使えるようになった(5歳で箸も使えるようになった)
  • 着替えができるようになった(服もたためるようになった)
  • 靴を履いたり脱いだりができるようになった
  • 言える単語が少しずつ増えてきた
  • 簡単な指示が通るようになった
  • 歌やダンスの真似ができるようになった(おゆうぎ会のサポートは移動だけ)
  • おしっこがトイレでできるようになった(6歳で完全におむつが外れた)

 

など、総合的な自立力が付いてきました。

 

さらに、幼稚園に通い始めたら、加配の先生の細やかなサポート、定型発達のお子さん集団の刺激で相互作用が凄すぎる!!!!

 

幼稚園の担任の先生や加配の先生も、障害について学ぼうとする姿勢が素晴らしく、児童発達支援との連携で丁寧な対応をして下さいました。

 

重度から始まった療育手帳の判定も幼稚園年中に中等度になって、簡単な声かけをすれば動けるレベルに・・・

 

児童発達支援には障害に関する専門知識を持った、プロフェッショナルの先生がいます。

 

障害特性に合ったサポート方法は、面接のたびにアドバイス頂いて今でも参考にしています。

 

こんな児童発達支援を卒業した理由は?

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チャレンジしたいことができたから!!

 

児童発達支援と幼稚園で、これからに繋がる基本的な力を習得できたと思っています。

 

だからこそ、児童発達支援を「辞めた」のではなく、「卒業した」んです。(嬉しいことに手作りの卒業証書も頂きました。)

 

卒業した理由は、

 

  • 言語面や学習面を伸ばす方法を見つけた
  • 特に苦手分野を重点的にサポートしたい
  • 技術面の教え方(スモールステップ指導法)ができるようになった
  • 体調管理のため自宅でリラックスできる時間を増やしたい(コロナ怖い)

 

などです。

 

「幼稚園+児童発達支援」「学校+放課後等デイサービス」は、外で過ごす時間が長くて良い感じに疲れてくれます。

 

早寝早起きの良い生活習慣も、だいぶ定着してきました。

 

基本的な力を付けることができたのだから、あとは親としてできることを頑張りたいと思いました。

 

子供のことを一番に知っているはずの親が教えてあげられること、子供に残してあげられることはたくさんあるはず!!

 

数年前は完全にお手上げ状態だったのですが、児童発達支援を利用していた時期があったお陰で、今は充実した育児生活を送れています。

 

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