「障害のある子の育児って大変!兄弟欲しいけど悩む・・・」
同じような境遇のママさんと、こんな話をしたことがありました。
私の場合は、1番上のひいに「重度自閉症・知的障害」の診断が出た頃には、
- かっち(2人目):1歳
- ことし(3人目):妊娠中
だったので、兄弟が欲しいとか考える時間がありませんでした。
でも、考える時間があっても、たぶん兄弟が欲しいと考えたでしょうね・・・
障害児含む3人兄弟のデメリット
障害児含む3人の育児、実は思った以上に大変です。
実は、3人目の出産を迎えて1年後くらいに、
- かっち(2人目):中等度自閉症・知的障害
- ことし(3人目):グレーゾーン
が判明しました。
担当医には「大変な育児になるので、とにかく人手を確保して楽することを考えてください。」とアドバイスが・・・
今だから言えるのですが、当時は自殺を考えたくなるくらい深く落ち込みました。
障害児に兄弟がいることは、かなり大変で
- 兄弟も障害者になる可能性が高い
- 兄弟が障害者である場合に育児が大変
- 余計に一番上の子をサポートする時間が限られる
などのデメリットを乗り越えていかないといけないんです。
このデメリットを本気で「デメリットだ!」と感じた時期が、1年は続きました。
楽をすることを考えちゃダメ!!
今思うとあの1年の心身の苦痛は、頑張り方が分からなかったからだったと思うんです。
担当医に「楽することを考えてください。」と言われて、
- 児童発達支援(幼稚園後と休日)⇒週5~6回利用
- ショートステイの施設探し⇒年齢的に施設が見つからず、手続きも大変そう
- ママとパパの両親に育児をお願い⇒安全面の問題から断られた
と、本気で楽する方法を探していました。
でも、結果的に余計に気分が苦しくなるばかり。
「頑張りようがない。」と感じること、頑張る方法がないことって、何か私にとってストレスなんです。
と言う訳で、上2人が児童発達支援を利用している間に、自分にできる育児を色々考えてみることにしました。
障害児含む3人育児のメリット
こんな時に見つけたのが、七田式のフラッシュカードでした。
AかBだけで買おうか、いっそのことセットで購入しようか・・・
結局、子供の成長のための投資と考えて、セットで購入することにしました。
「言葉を増やすには絵本が効果的!」って、よく言うでしょ?
私の場合は上2人には、ほとんど効果なしでしたよ。
変化を付けて読んでも、
- ひい・かっち:全く絵本に興味なし、ページめくりで楽しんでいるだけ
- ことし:絵本に興味深々、1日5冊以上読んだ日も有り
で、子供によって効果に違いが・・・
それで、騙されたと思って、噂で評判の七田式フラッシュカードを始めることに・・・
これを始めた頃はひいは6歳、かっちは4歳で2人とも
- 2語文すら話せない
- 言える単語数が少ない
- 集中力が続かない
なんて言う状態でした。
でも、1ヶ月したら、
- 単語数が10倍に増加
- 2語文が出てきた(たまに3語文が出てきた)
- 集中力が付いてきた(30分はお座りできるようになった)
などの変化が見られるようになりました。
当時グレーゾーンだった3人目のことしにも、だいぶ効果がありましたよ。
2歳の終わり頃に、ひとまずグレーゾーン卒業!!
もちろん、グレーゾーン卒業がゴールではないのですが、今は上2人を中心に頑張っています。
こんなふうに親子に合った頑張り方を見つけてからは、
- 診断名が気にならなくなった
- 頑張ることで気分が紛れる
- 親子ともに自信を取り戻せる
なんてイイこと尽くしです。
楽をすることも大切ですが、私は性格上「目標に向かって頑張る」方が合っているのかも。
今だからこそ、障害児含む3人育児のメリットを十分に感じています。
- いい意味で競争心がわいてくる
- 不得意なことを兄弟で解決しようとするようになった
- 3人いることでそれぞれの子の得意・不得意がはっきりする
集団生活の苦手な子に、家の中でミニ集団生活を体験させてあげれられるんです。
もちろん、喧嘩が多発する面倒もありますが、これって子供にルールを教えるチャンスでもありますよね。
年齢的にチャンスがあったら、4人目も欲しかったなと思ったり・・・